12時に氷点下0.9度。午後2時ころ日照わずか、真冬日でした。

yatsugatake2006-01-03

朝から、雪がちらちら舞っています。
妻の実家に新年の挨拶に、続いて「野鳥の会」の新年会と忙しい一日でした。
午後、一旦は晴れるかと思えたのに、家に戻る頃にはまた舞い始めました。
しんしんと冷え込んできました。案の定、天気予報で「冬型が強まり、県北部に大雪警報」を報じました。
急に、雪の結晶を見たい衝動に駆られて外に出てみました。緑の葉の上に、さらさらと粉雪が舞い落ちていました。
画像は、カルミヤの葉に舞い落ちたものです。
子どもの頃に、初めて雪の結晶を自分の目で見たときの感動が忘れられません。
今日もそれを期待したしたのですが、残念ながら薄暗いためかはっきり見えません。
雪の結晶といえば、中谷宇吉郎が思い出されます。「雪は天から送られた手紙である」の言葉を遺しました。雪の結晶の美しさに魅せられ、北海道大学で世界初の人工雪を作りだしました。
鈴木牧之の『北越雪譜』に、「〜是を験微鏡(むしめがね)に照し視れば、天造の細工したる雪の形状奇々妙々事下に図するが如し〜」もあります。


夕方、日が落ちた雪空がほんのりと月明かり…。
おや、「四日のお月様」が雲を透かして見えました。
それにしても、今シーズンの降雪は尋常ではありません。豪雪地帯の皆さん方のご苦労に対し、お見舞い申し上げます。