6時に氷点下13.3度。日が差して、午後1時に0.7度になりまし

yatsugatake2006-01-08

本日付け、読売新聞のコラム「四季」(長谷川櫂)に、ハツカネズミの写真がありました。
なぜ今頃にと読んでみたら、鼠は大黒様のお使いだそうです。
そこで、正月だけは目の仇(かたき)にせず、「嫁が君」と呼んで米や餅を供えてもてなすのだそうです。
其角の句、「あくる夜も仄かに嬉しよめが君」。ほのぼのと夜が明けてゆくのさえ、なにやら嬉しいというのだ。愛する人と一夜を過ごした姫君のような鼠の顔が浮かぶ。と、解説がありました。
シロネズミのことを大黒鼠と呼ぶそうです。鼠がいるということは、餌になる食べ物があることを物語っていますから…。それにしても、おおらかな心遣いだと感心してしまいます。
鼠と言えば、「鼠麹草(そきくそう)」があります。
七草に数えられている「ごぎょう」は、現在の和名は「ハハコグサ」です。その由来を調べていたら、目に止まりました。漢名・生薬名との解説がありました。
確かに、ハハコグサの白い綿毛の葉は鼠の耳を、花の色は麹(きく)を連想させます。
画像は、ビニールハウスの中の霜枯れた「ハハコグサ」です。
語源の面白さを感じました。


午後2時、東の空に「九日のお月様」が昇っていました。
夜に見ると、上弦を過ぎて膨らみ、月明かりが増していました。すぐ近くに火星を従えていました。