寒波がやや緩み、1.5度まで上がりました。

yatsugatake2006-01-09

雲があったためか、朝の最低気温は氷点下11.1度。放射冷却も懸念されたほどではありませんでした。気象情報によると、強い寒波もやや緩んだようです。
小林一茶の句に、「是がまあつひの栖(すみか)か雪五尺」があります。生まれ故郷は北信濃の柏原、今の信濃町です。この地の積雪は、五尺をとっくに超えてしまいました。嬉しくない記録尽くめです。栄村の秋山郷も、とうとう孤立状態になりました。
これ以上、豪雪による災害が起こらないことを祈るばかりです。


8時ごろになって、裏のイチョウの木にようやく朝日が当たり始めました。見ると、野鳥たちが群れて佇んでいます。スズメが6、7羽。梢にツグミらしいのが2羽。枝の間にも2羽います。珍しいことがあるもんだなー?あんな高い所に止まっているなんて…。カメラのファインダーではよく見えないので、双眼鏡で覗いてみると、なーんだ、やっぱりヒヨドリでした。
すると、「グジュグジュ…」何とも表現が難しい小さな鳴き声が聞こえてきます。下の枝の間に隠れているような2羽、もしかするとこれは?やっぱり、こちらがツグミでした。分かりにくいですが、画像がツグミです。
小さな声で、ぐぜっています。こんな寒空でどんな会話をしてるんでしょうか?
ネットに、「ぐぜリ鳴き」が出ていました。春先に小声で鳴く、雄の求愛歌とありました。
確かにこの耳で聞いたんです。しかし、この厳寒期、繁殖地でもないのに?ちょっと理解できません。


4時半を回ると東の空高く、「十日のお月様」が輝いていました。
今夜もまた冷えそうです。