旧暦、正月十五日。

yatsugatake2006-02-12

今日は、昨日とは一転して「真冬日」に逆戻りしてしまいました。
日差しは春めいてきているのに、「春は名のみの…」歌詞のとおりです。
今日も、メジロが二羽でもやってきました。やっぱり可愛いです。
北極圏で久しぶりに太陽が姿を見せたと、テレビ放映していました。理屈は分かっていても、実際に体験したら大変なことでしょう。太陽のありがたさが実感されるはずです。


10日付けの信濃毎日新聞の夕刊に、「温暖化解明に欠かせぬ・北極を知る」の大見出しで、赤祖父俊一さん(米アラスカ大国際北極圏研究センター所長)のトーク記事が載っていました。概略を紹介します。暖冬予測が外れて日本を大寒波が襲ったこと。北極研究が正確な予報や地球温暖化予測に欠かせないのに、日本は先進国中で決定的に遅れていることを問題にされています。地球温暖化の原因が、二酸化炭素の影響だという科学的根拠はない。自然の変動と、人間の引き起こす変動もあるというのです。何でも温暖化のせいにしていると、責任者がいなくなることを心配されています。(以下略)
自分を含めて人間は、どうも単純に考えて決め付けてしまいやすいようです。
ところで、赤祖父先生は佐久市の出身です。子どものころ、家のすぐ近くに住んでおられました。立派な研究者であることを誇りに思いながら、先生のお話に触れて認識を新たにしました。


午後6時には、東の空に「十五夜お月様」が昇っていました。
「満月・望(月齢14.5)」は、明日です。そのつもりで目を凝らして見ると、確かに左下が、まだほんのわずかに欠けています。