旧暦、正月二十一日。また寒さが戻りました。

yatsugatake2006-02-18

昨夜の二十日月を見ようと、ベランダに出ました。
お月様は、まだ淡いオレンジ色に輝いていて、すばらしい「有明月」です。
日の出前、わずかに白みがかってきた東の空に、ぎらぎらとひときわ明るい星があります。
金星、久しぶりに見る「明けの明星」です。この天体ショーを寒さも忘れて、観賞しました。
布団にもぐりうとうとし、7時を回ってから起きだしました。
まず、『星空ガイド』で確かめました。なんと、17日に金星が−(マイナス)4.6等の最高光度と、ありました。偶然とはいえ、驚くほどの明るさだったことが納得できました。
「日が出てからも肉眼で見える。」と、ありました。残念ながら、目を凝らしても見えませんでした。


時がたつにつれ、月は西の空に動いてうす白くなっています。
じっくり月の入りまでと…。月の入り時刻8:21にしては、月はまだだいぶ高く沈む様子がありません。おかしいな?改めて「明日の暦」を確かめると、それは昨日の時刻でした。日が変わっているので、次の日の暦を見るべきでした。
昨日よりは少し遅い月の入り、時刻は8:41。8:20ころ、月は西の地平に近づいて、薄ぼんやりと融けるように見えなくなりました。
電柱を目印に見ていると、刻々と動いて沈んでいきました。と、同時に地球が回っていることを実感しました。