雨が上がり、「新緑」が目に眩しい日でした。


画像は、青空に映える「ザイフリボク(采振り木)」です。
別名を「シデザクラ(四手・垂、桜)」と言い、どちらの名も、細長く縮れた花びらが、采配や紙垂(しで)を想わせることに由来しています。
独特の形や表・裏面の色の違いなど、葉の表情も魅力的です。
アメリカザイフリボク(ジュンベリー)は、近縁です。在来種の本種の方が、全体的に繊細な感じがします。
哲学者・教育学者の木村素衛(もともり)著、エッセイ『草刈籠』に、「シデザクラ」の美しさがが記述・紹介されていたことを思い出しました。
中学校同級会二日目、千曲川を遡り佐久穂町八千穂まで足を伸ばしました。迫る両側の山々が新緑に包まれて、まぶしいほどの美しさでした。
奥村土牛(とぎゅう)記念美術館と、近くの酒蔵・資料館、付属のギャラリーを見学…。昼食はお蕎麦をいただいて、お開きとなりました。
風薫る自然の中、気の置けない旧友たちとの再会…。心身ともに大いにリフレッシュしました。