うす曇り、午後4時に17.5度。風弱く穏やかな日でした。


のどかな朝、「ルナリア」(合田草)の花がほんのりと咲いています。
画像の花は咲き始めたばかりのためか、濃い紫色もパステルカラーで、やわらかい感じがします。
4弁花はアブラナ科の特徴ですが、ルナリアの赤紫色は、ムラサキハナナよりも色が濃く、美しいです。
ルナリアの「ルナ」は、ラテン語の「月」の意味です。果実の円い形が月を想わせるからです。
「合田草」は、合田清教授がフランスから種子を持ち帰ったことに由来します。
丸い実の形、この特徴による名前がたくさんあります。「大判草」「コインプラント(金の成る木)」、honesty(「銀扇草」)、penny flower、 money plant などです。
アブラナ科植物の宿命、青虫に葉を食べられます。そこで、スジグロシロチョウ(筋黒白蝶)が飛来して産卵したら、可愛そうですが葉を裏返して卵を除去することが大切です。
今年も、実のドライフラワーまで楽しみたいと思っています。
「カッコー、カッコー、カッカッカ…」、カッコウが家の近くで、気分よさそうに鳴きました。