台風10号の影響、夜にまとまった雨になりました。

yatsugatake2006-08-17

今朝見ると、庭隅のナツズイセン(夏水仙)」の花が開き始めました。
この花は1週間ほど前、地面ににょっきりと、象牙色の花茎が頭を擡げていました。
一日に10センチ以上も伸びて、まるで筍のようでした。お盆に咲いてくれたらいいなと、期待していたのです。
その名は、「夏に咲く水仙のような花」からつきました。ひっそりとした感じと、春の葉の様子が似ているのかも知れません。夏には、葉がすっかり枯れて、花だけしか見えません。やっぱり、ヒガンバナ科の植物です。中国原産で古くから日本に渡来したそうです。3倍体なので種子ができません。ヒガンバナと同様、墓地に植えられて野生化していることもあるそうです。花が美しいので、今では園芸種が属名の「リコリス」の名で、出回っています。
お墓に似合う花なので、春に、お墓の空き地に植えておきました。こちらは、迎え盆の日には咲いていました。年々、殖えてくれたらいいなと思っています。
画像は、昨年の8月23日、雨上がりに撮ったものです。