8月下旬、風がさわやかに吹き渡りました。

yatsugatake2006-08-20

午後は、高校野球の決勝戦、「早実VS苫駒」。息詰まる投手戦で、延長15回決着がつかず再試合となりました。仕事に取り掛かろうにも、テレビに釘付け…。
試合が終わって、鉢類の整理を済ませたら6時近くでした。
急いで、野良に出かけました。
畦を歩いていくと、お盆前に穂が出たイネが頭を垂れ始めています。1週間たったばかりなのに、成熟の速さに驚きです。強い日光と豊富な水が必要なことがよく分かります。
人間は、猛暑に悲鳴を上げていますが、熱帯性の植物のイネ、Oryza sativa にとってはありがたい暑さなのです。
画像は、「イネの花」です。撮影はピント合わせに苦心しました。両側の穎(えい)が開いて、花が咲いた状態です。6本の雄しべが分かりますが、雌しべは奥に鎮座していて見えません。花粉は、風によって運ばれる「風媒花」です。
雌しべの柱頭がは、花粉を受けやすいような形になっています。
雨がほとんど降らずカラカラですが、意外にもトマトやピーマンが豊作です。水やりはしない方がいいそうです。薬と同じで、やり始めたら毎日やらないといけないからです。