午後から、さわやかな秋晴れとなりました。

yatsugatake2006-10-09

期待のスイフヨウ(酔芙蓉)」が、午後になってようやく色づき始めました。やっぱり、日光と温度が必要なようです。
画像は、午後2時に「ほんのり桜色」、ほろ酔い状態です。
それから思い立って、八千穂高原にドライブしました。人並みに紅葉狩りです。スキー場を超えて登って行くと、にわかに車の列が…。何事だろう、事故かな?分かりました。駐車場に入りきれず、道路にあふれた車が道路わきに止めていたのです。三連休とはいえ、これほどとは驚きました。
麦草峠の麦草ヒュッテまで行きました。ところが、お目当て、肝心の紅葉が見られません。
標高、2150(道路標識には、2127)メートルは、高山です。ここ二三日の冷え込みで霜枯れ、葉が落ちてしまったようです。
一面に広がった「ムギクサ(麦草)」が、秋風にさわさわとゆれています。麦草は俗称で、峠名の由来といわれます。俗称で正しい名は、「イワノガリヤス(岩野刈安)」。名の面白さを思いながら、しばらく高原の空気を味わいました。
下って、「駒出池」に寄ってみました。ここもひっそりとして、人影がありません。やっぱり遅かったんだな。木の上に、丸いヤドリギの玉」が夕日を受けて幻想的な景色です。
      
家に戻ると5時、例の「スイフヨウ」は、すっかり酔いがまわってしぼみ始めていました。
空には、真っ赤に夕焼けが燃えています。