午後2時、20.2度。穏やかな日和でした。

yatsugatake2006-10-29

趣味の園芸」、今日の内容は「草もの盆栽」です。リンドウが登場、やはり、野趣に富む植物の代表的な草本です。
我が家の「リンドウ」は?と見ると、花びらが閉じたままです。秋遅くまで咲くリンドウも、さすがに10月末ともなると花の時期は終わりました。
画像は、花の見ごろ10月15日の「リンドウ」の花です。
リンドウは、長野県と熊本県の花です。「〜白樺揺れる高原にリンドウ咲いて恋を知る〜」、高原によく似合う花です。
そして、詩歌や小説などの文学にも、数多く登場します。
宮澤賢治:「銀河鉄道の夜」に、「〜もう次から次から、たくさんのきいろな底をもったりんだうの花のコップが、湧くやうに、目の前を通り、〜」の叙述があります。確かに、花の内部は黄色です。
伊藤左千夫:「野菊の墓」にも、「政夫さんはりんどうのような人ね〜」民子の愛の告白があります。リンドウの花には、奥ゆかしさと同時に強さとが感じられます。

午後、「第14回、〇〇マンドリンアンサンブル定期演奏会」に出かけました。演奏する知人から案内状をいただき、参加するのは、今回が二(三?)度目です。
プログラム、「紅葉をゆらす、トレモロの響き。」のキャッチフレーズどおり、演奏15曲以上、ハミングにも似たトレモロの心地よさ…。楽しい2時間がたちまちに過ぎました。
アンコール曲、「野菊」を演奏と一緒に、気持ちよく歌いました。
遠い山から吹いて来るこ寒い風にゆれながら〜
この歌を知っている「お若い方」が、たくさんいらっしゃるようですから…の、言葉に頬を緩めながら…。