霧が晴れて、さわやかな「菊日和」でした。

yatsugatake2006-10-28

佐久穂町図書館へ、「身の回りの植物に親しむ」講座に出かけました。今回の内容は、「菊と野菊の話」と「自然園の整備」です。
「菊」を詠んだ短歌や俳句も紹介しました。
まがき(籬)などゆう(結う)がくどさに野菊かな (吉澤好謙)
菩提寺佐久市岩村田西念寺に、文学碑があります。
霜降」、今の季節に相応しい有名な和歌があります。
心あてに折らばや折らむ初霜の置きまどはせる白菊の花 凡河内躬恒
後半は、気持ちのよい「菊日和」のもと、自然園一面に咲き薫る「アワコガネギク(泡黄金菊)」の香りに包まれながら整備作業になりました。「賢治ゆかりのギンドロ」は、黄葉が始まり、「ドウダンツツジは、燃えるように真っ赤でした。

   「枕草子」にある「秋の夕暮れ」…、
今日は、夕焼け空に「七日のお月様」がかかり、「飛行機雲の帯」が夕焼けに染まりました。