今度の雨は、高い山で雪、里は「小春日和」でした。

「仙流荘」の朝は、雲が黄葉の山を駆け上り、気持ちのよい晴れ…。朝風呂に浸かり、おいしい朝食をいただいて、二日目の出発です。
山際の道を進むと、珍しい「鹿公園」。ざっと100頭以上?食用のための飼育のようです。餌の「米選機下」のお米(一籠30円也)を与えました。地元小学校の「文庫」費用になります。
高遠の町に入って、伊沢修二・多喜男兄弟の生家、藩校・進徳館、城址公園の見学…。観光客はほとんどなく、静かな佇まいの「モミジ」の紅葉・黄葉は、期待以上の素晴らしさです。

 

オフシーズンの「タカトオコヒガンザクラ」は、根元の手入れ・世話作業中です。
画像は高台からの眺望、眼下に高遠の街、奥に伊那の街が広がり、遠く小さく、雲の上に白銀の「西駒(木曾駒)連峰」の山々が望めます。右から、将棊頭、馬の背、伊那前岳、(本岳)と教えてもらいました。
蓮華寺」で「絵島の墓」を拝み、整備された街中を歩いてお土産を買い、新ソバでお昼…。
JR伊那市駅前で解散会、互いに来年の再会を約して、帰途に着きました。
辰野町平出から有賀峠越え、諏訪〜茅野〜白樺湖(一帯の木々は全て葉を落として、冬景色)を越えて、佐久に戻りました。2時間ちょうど、往路より約9キロ超、新和田トンネル使用によって道のりが短縮することが分かりました。
今日は旧暦の十月(異称「小春」)朔日です。正真正銘「小春日和」の一日でした。