「小雪」。植木屋さんが入りました。

yatsugatake2006-11-22

今日は、二十四節気の「小雪」。
今回の雨は、高い山では雪になりました。浅間山も雪に覆われていました。
「浅間に3回雪が降れば、里にも雪が降る」「長野の恵比寿講には、雪が降る」…。昔から言い伝えられてきた、「初雪にまつわる、お天気諺」があります。
11月も下旬、そろそろ初雪になるかも知れません。
今日は、植木屋さんが入って樹木の手入れをしました。今年はまだ強い霜が来ないので、サトザクラヤマボウシサンシュユアメリカザイフリボクなど、庭木の紅葉・黄葉が残っています。
画像は、昨日、高遠の藩校「進徳館」で見た「楷樹(かいじゅ)」の紅葉です。孔子ゆかりの学校などに植栽されたので、牧野富太郎博士は、「孔子木」と命名しましたが、今では「楷の木」とか「楷樹」と呼ばれます。科挙の合格祈願木として、植えたことから「学問の木」とも言われました。
因みに、「楷」は中国では模範の木、日本においては書体の「楷書」の語源とされています。