雪の予報が、氷雨になりました。

yatsugatake2006-12-09

駒場公園のカラマツやメタセコイアもすっかり落葉してしまいました。
冬景色になった中で、生命力を感じさせるのは、常緑の高木です。
画像は、駒場公園の植え込みの「ドイツトウヒ(欧州唐檜)」。
見ると、今年は松ぼっくり=球果」が大豊作…。昨年は気づかなかったのか、成長して球果(実)が生るようになったのかは、分かりませんがびっくりしました。
マツ(松)やモミ(樅)のものと違う、垂れ下がる「松ぼっくり」が「ぽっぽ(鳩)時計」の錘のモデルだそうです。納得です。ドイツトウヒが、ヨーロッパではそれほどに、生活に馴染んでいるようです。「クリスマスツリー」にする木は、モミの木でなくドイツトウヒが多いと、見たことがあります。
ドイツトウヒは、明治時代、日本に導入されたそうです。パルプ材利用のためでしょうか?

      
左の画像、2本の立ち木を見てください。
左手前がモミ、右奥がドイツトウヒです。
枝葉の様子を見比べると、ドイツトウヒの枝は、下に垂れ下がります。
その特徴を生かして、鉄道の防雪林として植えられたということも、興味深いことです。