気温が6.2度。日陰の雪や氷が、どんどん融けました。

yatsugatake2007-01-29

ビニールハウスに入ったら、もう春そのもの…、「オウバイ」の花芽が早くも黄色に膨らんでいます。
画像、「ヤブコウジ(藪柑子)」も、ハウス(無加温)で冬越しできそうです。寒さの厳しい佐久では、ヤブコウジの露地栽培はもちろん無理、例年は、室内に取り込んでいるほどです。
見ると、紅葉もなかなかに観賞価値があります。
お正月には、「千両、万両、有り通し」と、お目出度い縁起木の寄せ植えが喜ばれます。
マンリョウ(万両)はヤブコウジ科の植物、ヤブコウジと同じ仲間です。
縁起がいいと言えば、落語の寿限無(じゅげむ)」の中の「やぶらこうじのぶらこうじ」が、このヤブコウジでは…と推測されています。雪をかぶった緑の葉と赤い実は、確かに日本人好みの美しさです。
ところで、千両、万両があれば、百両、十両は…?となります。
カラタチバナ(唐橘)が百両、ヤブコウジ十両、アリドオシが一両だといいます。
これで全部がそろいました。江戸の人たちの遊び心です。