氷点下7.6度。曇って、底冷えがしました。

朝のうち、薄日がほんのわずか差しただけで、たちまち曇ってしまいました。
昨日の快晴はどこへやら、春のお天気は変わりやすいようです。
画像は、窓辺に置いたコップ、水挿ししておいた「シダレヤナギ(枝垂れ柳)」が、芽吹いています。日ごろ、観たことがないので珍しく、また、その生命力に感心しました。日ごろ、枝垂れ状態の枝を見る場合は、この画像とは上下が逆になります。
2月23日に長野市出張したとき、整枝で株元に落ちていた枝(ほとんど枯れていた)をいただいてきて、試しに水に挿したのものです。この調子だと、発根もしそうです。
   
「シダレヤナギ」は、古く中国から渡来したもので、雌雄異株だそうです。しかし、日本には雌木はほとんどなく、種子ができないので繁殖は挿し木によります。日本最古のクローン樹木と言えます。
万葉集』に、大伴家持の歌があります。
青柳の 上(ほ)つ枝(え)よぢ取り かづらくは 君が屋戸(やど)にし 千年(ちとせ)寿(ほ)くとぞ
根付かせて、「ミニ盆栽」にしたら楽しいなと思っています。