快晴。空は澄み切って、アルプスが遠望できました。

yatsugatake2007-03-14

朝から快晴、春には珍しく、澄み切った青空でした。
空には雲ひとつなく、「正月二十五日のお月様」だけが、白くはっきりと見えました。
画像は、7:12南の空のお月様です。左下の塊りは、庭木の梢の緑です。
約2時間後9:22、図書館に出かける前に見上げると、少し西に移って傾いていました。
道すがら、車窓からは遠く、北アルプスの白銀の峰々が、はっきりと望めました。蓼科山もくっきりと、「お供え山」の名の面目躍如でした。
「賢治を読む会」に、「シナマンサクの花」の枝と「クロモジの花芽」がふくらんだ枝を、観てもらう標本として持参しました。
「或る農学士の日誌」を、輪読しました。内容は、1925(大正14)年4月1日からのの「ぼく」の名で登場する生徒の日記です。しかし、宮澤賢治自身の行為と考え方を、「ぼく」に代弁させていることは明らかです。客観的な立場で記述しているというわけです。
学校の先輩と後輩…。修学旅行参加費の工面…。稲作の苦労・自然の猛威…など、半世紀もたった現在にも通用する内容は、一同にとっても新鮮に受け止められました。
画像は、帰宅してから、「ピンクネコヤナギ」の花・雄しべを、接写で撮ったものです。これも造化の妙と言えます。
    
明朝も、冷え込みそうです。乾燥注意報が出放し中、風邪にも要注意です。