トータル34ミリの大雨でした。

雨降りの予報が出たので、トマトやナスの定植のチャンスと、予定していました。
しかし、朝から冷たい雨が降り始めたので、断念しました。
結局は、一日中降り込められてしまいました。
それではと、「図書館だより」コラム原稿の下書きと読書…。「晴耕雨読」の真似ごとで過ごしました。
図書館から借りた天地人』(火坂雅志です。これは、次の大河ドラマの原作に決まったものです。3年ほど前に、夕刊に連載したもので、改めて読んでいます。
上杉謙信亡き後、上杉景勝に仕えた軍師、直江兼続(かねつぐ)の活躍・生き様を描いた物語です。徳川家康が最も怖れた人物、また米沢藩三十万石を支えた人物…。なかなか、愉快です。
画像は、「ヒメサユリ(姫小百合)」、昨年、山形へバスで向かった日、会津のPAの植え込みで偶然に見かけたものです。
この花は、別名「オトメユリ(乙女百合)」と呼ばれるように、初々しい感じのユリです。
天地人』に、「ヒメサユリ」について、次のような記述があり興味が湧きます。
(あれは恋ではない…)兼続はそう思っている。謙信とお悠の秘めやかな関係ではないが、若い兼続にとって恋とは、ただの肉欲ではなく、もっと人間の感情の奥深いところに花ひらく、深山のヒメサユリのように純然たるべきものだった。〜
新潟・福島・宮城・山形県にのみ自生する絶滅危惧種です。
昨日5月24日の「誕生花」とか…。群生地では、そろそろ花祭イベントが開かれる頃かと思われます。
ところで、我が家の「ヒメサユリ」は、21日に咲き始めました。
ちょっと風変わりな、「八重咲き」です。

形、色ともに別種の感じがします。なぜだかは、不明です。また、改めて投稿します。
夜10時までに降った雨、トータル34ミリに達しました。久しぶりに大雨になりました。