「五月晴れ」、久々の夏日でした。

yatsugatake2007-06-16

朝から澄み切った青空、空気も冷んやりしています。遠くで、「カッカッカ、カッコウ…」と、カッコウの鳴き声が響いてきました。
画像、配り物を終えての帰り道、道路わきのフェンスにスイカズラ」の花が咲いていました。城跡の北側のがけ下にも、夏の日が差し込んでいます。
ほのかな芳香があたり一面に漂っています。 「金銀花」の別名があるように、白い花とクリーム色の花が見えます。また、生薬名「忍冬」の文字が示すように、常緑のままで冬を越してきました。
浅間山に目を向けると、すっかり夏の山でした。
雪もすっかり消えて、草木が生育できる山の中腹まで緑色に変わっています。噴煙が、山頂から山肌を流れ下っています。

午後は、勤福センターで会議がありました。
画像、帰途に八ヶ岳連峰」を、広角で撮りました。「八ヶ岳連峰」は、ほぼ南北に連なっています。連峰の左側半分、つまり奥側が「南八つ」。そして連峰の右側半分、つまり手前側が「北八つ」です。
八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)は、画面左の奥まったところにあるので手前の山に遮られて、この撮影場所からは見えません。画面右端の山が、「北八つ」の最北端、蓼科山(2530m)です。
「佐久」と「諏訪」とは、連峰によって北と南に隔てられています。この連峰の向こう側が、「諏訪」と言うことです。
八ヶ岳連峰も夏の山。雪は、「南八つ」の硫黄岳、横岳の北斜面に、わずかに残って見えただけです。

今日は、旧暦五月二日です。期待の「二日月」が雲間にわずかに見えました。マイナス4.4等の「金星」がぎらぎら輝いて、周りをほんのりと照らしていました。