「立冬」、植物の冬越し準備をしました。

yatsugatake2007-11-08

朝、6時の気温が0.8度と冷え込みました。
二十四節気の「立冬」、暦どおりの寒い朝でした。日中は、意外に穏やかなお天気になったので、外仕事が捗りました。
植物・鉢物の、冬越し準備です。
画像、鉢を片付け移動するために、「アキグミ」の実を収穫しました。
そして、「果実酒」にするために、蕎麦焼酎に漬け込みました。
どんな味になるか、楽しみです。
次の画像は、春に挿し木した「ケイオウザクラ(啓翁桜)」が根付き、驚いたことに、初冬のこの時期に、開花しました。小さいながらも、桜の花です。


花に近寄ってみました。
花弁が6枚あるようだし、いくらか歪んでいます。
挿し木のもとは、今年の2月に呉服屋さんのお土産で、「切花」をいただいた物です。
それで、数本、挿し木を試みたら、たった1本が根付きました。
そして、驚いたことに、二、三日前から咲き始めました。

下の画像は、2月20日にいただいた時の「切花」です。
珍しかったので尋ねたところ、名前は「ケイオウザクラ」で山形県産の切花だという説明でした。

植物図鑑には出ていないので、ネット検索してみました。
淡紅色、一重。色むらがあり、花弁の縁に赤味がさす。切花用として、お正月頃から花屋で見かける。切花用は、山形県など北国が産地となっている。と、ありました。
また、命名についても詳しい説明がありました。多くの説があるそうです。
福岡県久留米市の吉永啓太郎氏が、作出したこと。その名をとって、「ケイタロウザクラ(啓太郎桜)」と命名したこと。
その後、兵庫県宝塚市の椙山氏が、種子をまき実生選抜して作出したこと。それに、「ケイオウザクラ(啓翁桜)」と、命名したこと。
このような、説明がありました。
つまり、二者は別物だそうです。しかし、両者とも「ケイオウザクラ」と、混同されているそうです。
さて、我が家の桜は、正確にはどちらでしょうか?残念ながら、確かめようがありません。
大事に冬越しさせて、大きく育てたいと、夢を抱いています。