爽やかに晴れました。

yatsugatake2007-11-07

「三本仕立て」で「大菊」を育ててきました。今年は、夏の暑さが続いたためか、背丈が大きく伸び過ぎました。
困ったことに、長い支柱も花まで届かない有様です。
その上、開花時期も遅れています。
霜が降りるようになり、仕方がないので、切花で花瓶に挿して楽しむことにしました。
画像は、玄関に置いたものです。
渋い金茶色の花も落ち着いていていいものです。
左下のものは、径が20センチもあります。重いので、「花首」だけを瓶に挿しました。
菊と言えば、画像、小さな花をつけた株がありました。今までに植えた記憶もないし、見たことがありません。

頭状花は径が1センチほどで小さく、あまり見栄えのするものではありません。とにかく得体が知れないのです。
しかし、葉を観ると見覚えがあります。葉の裏が白く、葉の切れ込みはあまりありません…。葉の様子からすると、「イソギク(磯菊)」に似ています。

花に近寄って、撮りました。
図鑑を見ても埒があかないので、ネット検索すると、興味深い記述に出会いました。
花の画像と説明を読むと、我が家のものとぴったり当てはまります。
どうやら、「ハナイソギク(花磯菊)」のようです。説明を、一部引用します。
イソギクと栽培キクの雑種と考えられる。したがってイソギクの分布区域にあらわれるようだ。イソギクの花は、黄色の筒状花だけで、舌状花はない。
「ハナイソギク」は、白い舌状花をもっている。キクの香りが強い。


周りを見て「イソギク」を探しましたが、見当たりません。
数年前に、園芸店で購入して植えたことは確かです。
それが、いつのまにか他の栽培菊と交雑して、雑種ができてしまったようです。
改めて、画像を探してみました。
一昨年の10月30日に撮った、「イソギク」の花です。
イソギク」の特徴、黄色い筒状花だけの花です。
明朝は「霜予報」、放射冷却で気温が下がるそうです。
アシタバ(明日葉)」の鉢を、軒下に取り込みました。