「立夏」「子どもの日」、午後は、小雨がけぶりました。

yatsugatake2008-05-05

旧暦、卯月朔日(ついたち)。朝から曇り、日照がないと寒い感じです。
二十四節気立夏だというのに、まだ、炬燵にお世話になっています。
画像、道路わきに植えられたライラック(リラ)」が咲き始めました。
アスファルトの照り返しのためか、庭植えのものより、開花が早く感じられます。
リラの花が咲く頃に寒い日が続くと、「リラ冷え」・「若葉寒」と言う言葉を聞きます。
最高気温が17.8度なのに、その用語がぴったりの日でした。
フェンスの下に、「ヒトリシズカ(一人静)」がひっそりと咲いていま。
健気というか律儀というか…。冬越しをして、この時期に必ず花を見せてくれる姿には、芯の強さを感じます。

センリョウ科多年草。花のつくりが変わっています。
花弁がなく、雄しべは1個、それが3本に分かれています。
黄色く見えるのが、葯(やく)ですが、中央のものには葯がありません。
まったく奇妙な花です。