「立冬」、雨の暖かい朝でした。

雨に濡れる「ウメモドキ」と「ドウダン

雨の音で、目覚めました。
2階から、窓を開けて裏道を見ると、あ、今日は「古紙」出し日…。7時半を回っています。急がないと…。
パジャマのまま朦朧とし眠い目をこすりながら、古新聞・雑誌の包みを抱え、ステーションに置きました。
「おはようございます!!」明るい挨拶は、通りかかった保育園の先生です。大きな包みを肩にかけ手にも包みを持って、出勤です。
我に返って、はっきり目が覚めました。
それにしても、ちょっぴり恥ずかしい朝の一こまでした。
雨は小降りになり、木々をしっとりとぬらしています。
画像、「ウメモドキ」の黄葉と赤い実、そのもとには、「ドウダンツツジ」の紅葉が、雨にぬれています。この景色も、葉が落ちれば見られません。もうしばらくの楽しみです。
「ベニシダレ(紅枝垂れ」モミジの紅葉です。

夏の間の紫がかった濃い紅色に黄実がかかり、しっとりと柔らかい感じです。

シナマンサク」の黄葉です。
枯れて茶色になった葉が、春まで落ちないことが、この種のマンサクの特徴です。
夏の終わりに、伸びすぎた枝を摘心したら、新芽が伸びだしました。
黄緑色の葉が、意外に新鮮な感じがします。

「ブルーベリー」の紅葉が美しいことは、人によく知られていることです。
雨に濡れた紅葉はつやつやと、一層美しく見えます。この紅葉は、いつまで楽しめるでしょうか?
よく観ると、すでに花芽が膨らんでいます。
無事に冬越ししてくれることを願っています。
雨はすぐに上がり(早朝に2ミリ)、「立冬」初日に、穏やかな秋日和になりました。
採り残した柿とキウイの実の収穫、昨日収穫した「サトイモ」の整理…。
午後は予報のとおり、寒い風が吹き荒れました。
夕方、子育て中の娘から電話があり、「幼児番組」にチャンネルを合わせました。
放映されていたのは、宮澤賢治の「雨ニモマケズ…」です。
 
幼児に理解できるのかはともかく、山形県の方による方言に直した朗誦には、感心しました。

旧暦、「十月十日」のお月さまです。
(17:44)
雲の流れの隙間に、半月よりちょっと膨らんだお月様が、明るい光を投げかけました。