「シャクナゲ」が咲き始めました。

早くも咲き出した「アズマシャクナゲ」

どんより雲って暖かい朝、最低気温が6時に10.3度。
二桁の気温は、今年になってからは、4月15日と今朝の二度だと思います。
画像は、庭先のアズマシャクナゲ(東石楠花)」の花です。
このところの暖かさで、「シャクナゲ」の花芽が一気に膨らんで、今朝にとうとう開きました。
平年だと、5月に入ってからのことですが…。十日も早い気がします。
これから、「ツクシシャクナゲ」「ヤクシマシャクナゲ」…と、次々に咲き出すことっと思います。
うす紫色の「ショカツサイ(諸葛菜)」の花も咲いています。

地域の人々は、「ダイコンソウ(大根草)」と、親しみを込めて呼んでいます。
その名から三国志の「諸葛孔明」を連想しますが、直接の関係はなさそうです。
本来の和名は、「オオアラセイトウです。
また、以前に、教科書教材では、「ムラサキハナナ」の名で紹介されていました。
ほかに、「シキンソウ(紫金草)」ハナダイコン(花大根)」「ムラサキハナダイコン」と、いろいろな名前があって、紛らわしいです。
近年、あちこちに野生化しているこの花の群生は、自然な感じが好ましく思います。

トウゴクミツバツツジ(東国三つ葉躑躅)」の花が咲いています。
1個の花に、近寄って観ました。
雄しべが10本数えられます。そして、すでに花と一緒に若葉が見えています。
実は、これらによって「ミツバツツジ三つ葉躑躅)」と区別できるのです。
つまり、「ミツバツツジ」は、雄しべが5本、若葉は、花の後に出てきます。



今日は、「穀雨」に相応しいお天気でした。
朝から東風が吹き、10時に14.2度を記録しました。
そして、雨は夕方から降り始め、7.5ミリのまとまった量になりました。