午前中は意外に曇り空…。
会議を終えて帰宅すると、ようやくお昼頃から薄日が漏れ始めました。
今日は旧暦八月十五日、期待の「中秋の名月・お月見」の日です。
お供えを設えるために、田んぼに出かけました。
刈り残した、大土手の「ノアザミ(野薊)」が、見事に咲いています。周りを無数の蝶などが飛び回っています。
訂正します。総苞が粘らないので「ノハラアザミ」です。
「サトイモ(里芋)」の様子を見ました。例年より育ちが良くないようです。2株掘り起こしましたが、芋もやや小さいです。
「丹波の黒豆」も、枝豆で採りました。これは、丸々としてよい出来です。
あと、「ススキの穂」を採りました。
「中秋の名月」は、「芋名月」とも呼ばれます。
芋を供えて、農作物の収穫に感謝する習わしです。
お供えする芋は、大昔から食用にされた「サトイモ(里芋)」と言われています。
「月見団子」の起源は「里芋」という説があり、納得できます。
今夜の「月の出」時刻は、16:39(長野)です。
意外に早く、明るいうちに東の空に昇りました。
(17:29)
お月さまに、黒い雲が棚引いています。
しばらく待っていると、「中秋の名月」が輝きました。(19:34)
因みに、暦の上では、望(満月)は、八月十六日(15:10)です。
今まで天候不順のために、残念ながら、お月さまに出会えませんでした。
今夜は、じっくり愛でることが出来て、幸せでした。