雨が降り、木の芽が一気に動き出しました。

蕾を擡げる「エンレイソウ(延齢草)」

就寝前に、ラジオ深夜便の3時台の番組に、千昌夫水前寺清子の名を聞きました。それが頭の片隅にあったのか、深夜に目覚めてしまいました。大震災の被災地、陸前高田は彼の出身地です。被災させれた皆様を、励まそうと、ラジオやテレビで、「北国の春」や「夕焼け空」などを歌っています。俳優、村上明弘も陸前高田の出身だそうです。彼らのふるさとを思う心、行動に頭が下がります。
「東北がんばれ」、「日本がんばれ」
今はただ、祈ることしか出来ません。
朝、起きると春の雨がしとしと降っていました。異常な暖かさです。夕刊、佐久市6時の気温、10.9度。
やっと咲き始めた「ウメ(梅)」の花も雨に濡れています。
シデコブシ(四手辛夷)」、膨らんだ蕾も色づき始めました。数が多いので、ヒヨドリの食害にも遭っても、花は楽しめそうです。
画像、「エンレイソウ(延齢草)」が蕾を擡げています。
カタクリ」も、ぐんぐん伸びています。
昨日に較べて、巻いた内側の葉も伸びて、ガードされていた花芽の先端が、わずかに離れました。朝に観たときは、葉の先端に、花芽の先端がかかっていたのですが…)

夕方に観ると、葉も花芽もさらに伸びて互いが独り立ち状態になりました。(上の写真と見較べてください)

葉や花芽の全体が、決まりに従って順序よく、無理なく、伸びてることが分かりました。カタクリの芽生え」、その絡繰は、うまくできているなー…、改めて感心しました。
これからは、開花から結実の様子を観ていきます。
夜になって雲は一層厚くなり、「弥生七日」のお月さまがあきらめました。