「半夏生」、梅雨空でした。

鈴生りの「ユスラウメ」の実。(23.

昨夕の雷雨は、まとまった降水量でした。朝、どんより曇り空…、どこからか栗の花の香りがただよってきます。地面はしっとりと水分を含んでいます。久しぶりに聞くカッコウの長閑な鳴き声が、そんな気分を明るくしてくれました。
今日は「半夏生(はんげしょう)」です。広辞苑に、「夏至から11日目に当たる日。梅雨が明け田植えの終期とされる。」と、あります。
我が家のドクダミ科の植物・ハンゲショウの葉は全面まだ緑色で、白斑が見られません。サトイモ科の「カラスビシャク(半夏)」は、可愛い苞をもたげています。
画像、「ユスラウメ」の木には、可愛い赤い実が鈴生りです。

ユスラウメの実は「山桜桃」…、子どもにとって大好きなおやつでした。でも、最近の子どもはあまり喜びません。
この時期、他にもっと美味しい木の実がたくさんあるからです。
土曜日で遊びにきた孫娘、お目当ては熟し始めた「ブルーベリー」と「ラズベリー」、「ブラックカーラント(カシス)」、それに前からの「ワイルドストローベリー」、「ジュンベリー」です。
今日は、黄色の実の「イエローラズベリー」も仲間入りです。

日中は日差しが弱く、暑さが和らぎました。そこで、懸案の「キウイ」の夏剪定を済ませました。この作業は重要です。伸びて鬱蒼となった葉を透かしてやらなければ、実が大きく生長しないのです。これで一安心です。
他の木の整枝作業をしていて、サンシュユの木に「アメリカシロヒトリ」の虫巣を見つけました。
夜になって、だいぶ涼しくなってきました。長野県内に「大雨、雷、洪水注意報」が出されています。
夜、10時を回ってから雨降りになりました。