「雨模様」、肌寒い一日でした。

朝食、定番の「ピーマン焼き」。(23

早朝、雨音が夢現つで耳に入りました。目覚めて、ラジオあさいちばん、「おとにあいたい」が始まってすぐに中断…。何事か?「佐久市、大雨警報」と、長野からの気象情報でした。連日の雨にウンザリ気味です。
画像、朝食・オカズの定番、「ピーマン焼き」です。独特な香りは家中に漂うので、お寝坊さんに対して、目覚まし時計の代役も果たすのです。

旬の野菜をたくさんいただくには、レシピなんて言えないような簡単料理がいちばん…。
ナスやキュウリは、「ぬかみそ漬け」、ニンジン、ジャガイモ、モロッコインゲン、オクラは、具沢山の味噌汁に…。


そして、完熟トマトは「トマト丼」にします。
毎日、同じ料理?なのに飽きがこないのは何故でしょう?毎日、お米のご飯に飽きないことと同じ理由かも知れません。
夏野菜の旬の間、しばらく続きます。
雨の合間に、自転車で配り物をしてきました。涼しいので、人々が除草や野菜の世話などをしていました。「シデシャジン(四手沙参)」が、風変わりな花を開きました。

『ブリタニカ』から一部を引用します。
キキョウ科の多年草。日本では本州と九州の一部に自生し、山地に生える。〜8月頃、茎頭に総状花序をつけ多数の紫色の花を開く。苞葉と萼は線形、花冠は深く5裂し、その各裂片も線形で約1センチあり、反曲するため離弁花状に見える。〜細かく切れた花冠は神事に用いる四手に見立ててこの名がつけられた。

花のつくりは、ユニークで複雑に見えるが、近寄ってよく観ると、キキョウ(桔梗)の花と、基本的には同じであることが分かります。

この写真の花は、長く突き出している雌しべの柱頭の先は割れていません。自家受粉を避ける仕掛けのキキョウの花と同様に、雄しべ先熟で雌しべはまだ熟していないのです。
遅れて雌しべが熟すと、柱頭の先が3裂して受粉が行われる仕掛けです。
どのように変わるか、観察が楽しみです。