とうとう、初霜、初氷を見ました。

初氷・つらら(氷柱)。(24.11.3)

文化の日」は晴れの特異日…、放射冷却の朝、厳しい冷え込みになりました。草木の葉には、うっすらと白い霜が載っています。
画像、井戸端の水道蛇口には、「氷柱(つらら)」が下がりました。そろそろ不凍栓を閉めなければなりません。
アメダス、最低気温は氷点下1.6度(6時)。一段と秋が深まります。
イチョウ(公孫樹)と、サンシュユ(山茱萸)の葉の上に霜が見られます。

柿の葉が音を立てて落ち、キウイフルーツの葉がひと朝で霜枯れました。

よく晴れた西空には、昨夜の残月(長月十九日が、松の黄葉の上に、ぽっかり浮かんでいます。(7:15)

日中は穏やかに晴れました。
午後は、久しぶりに野良回り…、取入れが済んだ田んぼはすっかり冬景色…、
「コシキブ(小式部)」の実も霜の害で、色あせています。

土手には意外にも、ラズベリーの実」がっ真っ赤に熟れていました。

畑に寄って、野菜の支柱を片付け、「エゴマ(荏胡麻)」の株を刈り取りました。種子がこぼれて、収穫時期が遅れてしまいました。
アメダス、最高気温は11.8度(14時)、寒くなったものです。
今夜、「長月二十日」のお月さまは「更待月(ふけまちづき)」…。
月ので時刻は、19:59(長野)、夜更けを待ちました。
1時間とちょっと、21:13に出てみました。東の空に昇っていました。

二十日の月と言えば、宮澤賢治「烏の北斗七星」です。一部引用します。
月が出たのです。青いひしげた二十日の月が、東の山から泣いて登ってきたのです。そこで烏の軍隊はもうすっかり安心してしまひました。