冬型が続き、「風花」が舞いました。

南天の葉に、うっすら粉雪。(25.1.28)

朝の積雪が心配で、早く目覚めました。
ラジオを点けると地震の情報があり、積雪については前回の大雪ほどではありません。
とりあえず一安心、確かにうっすらと1センチほどでした。
画像、軒下のナンテン南天)」の葉に、うっすら粉雪がのっています。
風で吹き飛ばされてしまって、辛うじて張り付いています。

粉雪でも、「雪の結晶」ははっきり見えません。気象状況によって、雪の結晶の形が異なるからです。
倉嶋厚:『日本の空をみつめて』に、「六つの花」があります。一部を引用します。
〜伊藤彊自博士が、恩師寺田寅彦教授の「自然の顔には教科書の文句は書いていない」という言葉を引きながら、小・中学校の教科書などに「雪は美しい六花の結晶からできている」と気軽に書いてあるのを見ると、「いいようのない不快と、いきどおりを感じる」と書いている。これほど激烈な思いではないが、私も同感である。〜(以下略)
冬型の風が吹いて晴れているのに、ちらちら「小雪」が舞っています。
「風花(かざはな)」と呼ぶ、美しい日本語です。
日差しには、早くも春の到来が感じられます。
昨日、花屋さんで求めて来たカランコエです。
ラベルには、「ハッピーベル」とあり、赤いベル形の花が、可愛らしいです。

近寄って観ると、ベル形の花がよく分かります。

午後は一層、冷たい北西の風が吹き通しました。
アメダス、最低気温は氷点下7.1度(7時)、最高気温は2.1度(15時)。
冬型の天気は、もうしばらくは続くようです。
「師走十七日」のお月さまは「立待月」
8時前には東の空に昇りました。(19:47)

画面の上部(つまり西側)、欠け始めていることが分かります。