気温上がり、「陰融け(かげどけ)」しました。

「カランコエ」の日光浴。(25.2.28)

今日で2月は終わりです。
二月は逃げる…」とはよく言ったもの…。
二日三日少ないことが、こんなに損をした気分になるとは…。
アメダス、最低気温は氷点下2.3度(6時)、予想最高気温も8度(プラス3度)。
昨日に続いて、暖かくなるとの予報です。
画像、縁側で日光浴のカランコエです。
縁側に出して、ほかの鉢花も日光浴です。
庭先には、まだ雪が残っています。

昨日、取り出した「貯蔵大根」です。
昨夜のうちに大鍋で茹でておき、おでんになりました。そろそろ、今年のおでんも終わり?

暖かさにつられ、午後、望月の産直店に出掛けました。
食堂に、「吊るし雛」が飾られていました。


手が込んだきめ細かな出来栄え…、ほのぼのとした気分になりました。
子どもの頃、家にあった「犬張り子」…。毎日眺めては、遊んでいたおもちゃ、懐かしいです。









最高気温は、予想より高くなり11.2度(15時)。
空は霞がかかり、春の到来を思わせました。

『倉島厚の人生気象学』に「春でごわすぞ」が載っています。一部を引用します。
暖かくなり大方の積雪が消えたころ、家や森の北側に残っているのが陰雪。その雪が解けるのが「かげどけ」または「日かげどけ」。
「大降りの後三日四日/異なお天気でごわしたが/かげどけしやす今日あたり/春でごわすぞこれからは」
これは一九四五年(昭和二十)に佐久に疎開したまま暫く信州で暮らした佐藤春夫の詩集の中の「春のおとずれ」と題した四行詩である。「挨拶のさまざま」という副題がついている。



「正月十九日」のお月さま・「寝待ち月」が、夜9時を回って東の空に昇りました。(21:09)