「駒場公園探鳥会」、33種…。

ソメイヨシノが咲き始めた駒場公園。(2

4月半ばの日曜日は、毎年楽しみにしている「駒場公園探鳥会」です。
冬鳥と夏鳥とが交代する時期、今年は春が早いので、一層興味が募ります。
画像、駒場公園の桜です。ソメイヨシノが咲き始め、花見客も訪れていました。
8:30出発の会、30人の参加で始まりました。
先ず「カワラヒワ」が、「ビーンビーン」と、さえずり鳴き交わしています。「キリリコロロ、…」と、日ごろは透き通る鳴き声を聞いていますが…。
ヤマガラ」が活発に動き回っていました。木の株元を突ついているのは、餌をストックしていることに関係があるそうです。
アオゲラ」は、黄緑色の体に頭に赤い筋…、派手な姿です。強面の「シメ」と、ツーショットで観る者を楽しませてくれました。
今年の「牧場と浅間山」は、春の佇まいです。昨年は、「白銀の浅間」でしたが…。

高台から山道を下ると、田んぼが広がります。ハウスで稲苗作りが始まっていました。

近年、観られなくなった「在来種タンポポに、今年も出会うことができました。

帰化植物の「オランダフウロ」は、群落を拡大していました。

クジャクチョウ(孔雀鳥)」が翅を広げ、暖かさを満喫していました。

ベニシジミ」蝶も飛び交っていて、「蝶の観察、これも探ちょう(蝶)」会だね…」、冗談が聞かれました。
期待の夏鳥は、昨年も観られたノビタキです。
専門家が、川原の葦の枯れ葉に目を凝らして探し、ついに発見しました。
♂鳥が先に渡って来て、縄張りをつうり♀を待つのだそうです。
復路、高台に登ってくると、赤松の切り株が目立ちました。
茶色く枯れ始めた松も見られます。どうやら、松食い虫の被害のようです。
まことに残念です。
12時少し前に集合地に戻り、「鳥合わせ」をして終わりました。
キジ、カルガモアオサギ、トビ、ノスリコゲラアカゲラアオゲラチョウゲンボウ、モズ、ハシボソガラスハシブトガラスヤマガラシジュウカラ、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリメジロムクドリシロハラツグミノビタキ、スズメ、キセキレイハクセキレイセグロセキレイカワラヒワホオジロカシラダカダイサギ、シメ、キジバトエナガ以上33種。昨年の34種には1種及びませんでした。
午後は、子ども未来館に出掛けて、「世界の木の実たね展」を見学してきました。
空を飛ぶ「たね」の模型を作ろうにも参加して、楽しみました。
大人にも参加してもらいたい、意義のあるものでした。
佐久市長・佐久市議選挙、投票もしてきました。
孫の世話もして、大忙しの一日でした。
夕方、カタクリ(片栗)」の花が、春の風に揺れていました。

アメダス、最高気温は、21.1度(13時)、汗ばむ陽気になりました。