春の七草、「コオニタビラコ」も咲きました。

実生の木、「ユスラウメ」の花。)25.4.

起きてみると、地面はしっとりと濡れています。http://d.hatena.ne.jp/yatsugatake/edit#
何とも、気持ちのいい清々しい朝の空気です。
軽トラシートの上に水たまりが…、やっぱり雨が降ったようです。
アメダスには、雨量は6時に0.5ミリ、気温はもちろんプラスの4.2度(6〜7時)と、ありました。
予想最高気温は、21度(0度)にまで上がるようです。
画像、3年ほど前の実生の木の花です。
花を観て、はっきり「ユスラウメ」と分かりました。

家の裏の保育園庭に、「ユスラウメ」の木があって、毎年、たっぷりと実を着けました。
小鳥も啄んで、家の庭に「お土産」を落としてくれたのです。
その後、葉の様子から「ユスラウメ」だろう、と信じて大事に育てていたのです。
広辞苑』から一部を引用します。
ゆすらうめ[桜桃・山桜桃・梅桃]
バラ科の落葉低木、中国原産。高さ焼く3m。葉は楕円形。春、葉に先立って葉のつけ根に白色5弁の小花を開く。
花後、小球形の核果を結び、梅雨の頃紅熟、食用。ゆすら。漢名、英桃。
万両にゆすらの花の白き散る (正岡子規
ぽかぽか陽気につられて、鉢物をいじっていると、小さな黄色の花が目に入りました。
よく観たら、春の七草の一種、ほとけのざ
その本物、コオニタビラコ(小鬼田平子)」の花が咲いたのです。
可愛らしい黄色の花、8枚の舌状花が特徴です。

キク科の越年草、畦などに多い雑草ですが、佐久地方では見かけません。
お正月、スーパーの「七草セット」から、根なしの物を挿し芽をして発根させました。
妻に「雑草を育てるなんて…」と笑われながら、毎年育てて、花を楽しんでいます。
「カワラケナ」の名で、七草がゆなど、若葉は食用になりますが、食べたことはありません。
もっぱら、「団子より花…」というところです。
珍しい野草、タツタソウ(竜田草)」が咲き出しました。
薄紫色の花が、どこかエキゾチックな感じで、魅力的です。

メギ科の多年草で、イトマキグサともいう。
〜日本へは日露戦争時に通報艦「竜田」の乗組員が持ち帰ったという。(以下略)
観察中の「カタクリ(片栗)」の花、鏡を使って花の内側を写真に撮りました。
花びらのつけ根に、W字形の「蜜標(みつひょう)」が見えます。

夕方になって雲が出ましたが、雲の切れ間に「弥生六日」のお月さまが空高く輝きました。(18:31)

アメダス、最高気温は20.8度(14時)まで上がりました。