バルーンが青空に…。

佐久のポイント予報。(27.1.28)

予報通り、放射冷却により、厳しく冷え込みました。
アメダス、最低気温は氷点下9.9度(6:20)、予報の氷点下二桁は、辛うじて免れました。
同じ佐久の、野辺山高原は、氷点下22.6度とか…。大変です。
近くの小学校から、「学校分離お別れ会」の案内をいただきました。
少子化により学校統合が聞かれる中、児童数が1,000名超、懸案の新小学校建設がなり、4月から別れるのです。
創立142年、現地に移転して40余年、当時の様子も聞いたり、各学年が思い出や将来を話したり…。
音楽劇「おふね様」の実演を楽しみました。
最後に、神様からキャンドルの灯りをいただき、二つの学校の木に灯しました。
分離しても学校同士の絆を大切にしていこう…、皆で決意しました。
第2部は、「バルーンリリース」、願いを込めて風船を飛ばすのです。

絶好の天気と風に恵まれ、青空高く飛んでいきました。
少し遅れて、白い鳥形のバルーンを飛ばしました。

明日は夜の部、キャンドルに火を灯したり、花火も打ち上げたり…。
近くなので、出かけるつもりです。
午後は1月のFm放送日、お正月を飾った「ナンテン南天」を話しました。
(1)「難転」…、古くからの縁起木
平安時代に中国から渡来、『古事記』『出雲風土記』にも登場
当初は、鎮咳の生薬として 江戸時代には火災避け、悪魔除け
(2)栽培の適地は、軒下の日だまり
花の時期は6月、6枚の花びらの白い小花。
蕾に、多数の鱗片状の萼片
梅雨時に、傘で雨避け
CD曲:「ペチカ」(倍賞千恵子
(3)三回羽状複葉の葉
ナンテンの葉を1枚、取ってきてください

意外や意外、1枚の葉がこんなに大きいとは…。
小葉は、一平面に並ぶ
新芽は、葉の付け根にできる
(4)鎮咳、防腐の薬効 『佐久の薬草』より
生薬名:南天実(ナンテンジツ)
薬効成分:実にドメスチン 葉にナンジニン
お祝いの赤飯、上に南天の葉を載せる風習
葉の成分が、赤飯の腐敗を防ぐ
皮膚の消炎に、葉を束ねて風呂に浸す 
陰干し、刻んだ葉を袋に詰めて湯に浸す
(5)「南天の実」は、冬の季語
ナンテンの早くもつけし実のあまた (中川宗淵)
南天二段に垂れて真っ赤かな (富安風生)
見逃しは鵯(ひよ)にもありし実南天 (田畑美穂女)
◯ 花言葉」「私の愛は増すばかり」「機知に富む」
「福をなす」「良い家庭』
佐久平駅前から、夕暮れの「浅間山が見えました。

全天に雲が出てきて、「臘月十日」のお月さまは、見えたり隠れたり…。
朧に、ほんのり光りました。(18:59)

アメダス、最高気温は1.5度(13:20)でした。