待望の「お湿り」は7.5ミリ。

また咲いた、「果物時計草・パッション

昨夜遅くから待望の雨が降り出し、就寝中にも目覚めるほど雨音を立てていました。
ラジオを点けると、特集「お母さん」の歌番組…。
おしまいの3曲は、「吾亦紅」、「おふくろの袋の中」?。「おふくろさん」
白髪の高齢になっても、おふくろさんへの思い出は忘れられない…。
新聞を取りに出る頃には、ほとんど雨は上がっていました。
さて雨量はとアメダスを見ると、7.5ミリ。
同じ佐久市内の知人の話によると、12ミリほど降ったとか…。
まずは、及第点のお湿りでした。
日中は、予報通り夏のお天気に…。トロピカルフルーツの「果物時計草・パッションフルーツが、また1個咲きました。
今日は、旧暦、卯月二日、一説に、「卯の花」が咲く頃とか…。
我が家ではヒメウツギ(姫卯木・空木)」が咲いています。
暑くなると、この白さが清々しくたまりません。

近寄って観ると、花のつくりが分かります。
バチ型の花糸…、ウツギの仲間は、花糸の形で分類するそうです。

庭先には、知らん間に「シラン(紫蘭)」が咲いています。

次々に咲く花には、ついていけないほどです。
日中は、水やりの必要も無く、室内仕事を進めました。
午後遅くに、「ひろば・賢治ガーデン」へ…。
夕陽を浴びて、シロツメクサ白詰草)」の花が存在感を示していました。

近年、注目はされませんが、宮沢賢治の童話「ポラーノの広場に、「つめくさ」の名で登場てきます。
灯りやランプ、ぼんぼりとして使われている。
〜つめくさの草原で、腹這いになって、日が沈んでいくのを眺めていればいい。
あたりがすっかり暗くなるころ、ぽつり、ぽつりと赤や白のつめくさの灯りがともりはじめるだろう。
その数を数えていると、いつのまにか、そこは「ポランの広場」になっていることに気づく。『図説 宮澤賢治』より
田んぼに回ると、水田は満々と水を湛えています。
雲を頂いた「浅間山」、夕陽に染まる雲が水面に映ります。

暑くも寒さも感じない、至福の時間です。
アメダス、最低気温は11.1度(1:40)、最高気温は26.6度(15:10)でした。
明日は、もう少し暑くなりそうです。