「賢治ガーデン」に、石鳥谷産「ヤマナシ(山梨)」を移植。

庭の草花が、朝露に濡れて…。

佐久の夏の朝、庭の草花が露にしっとりと濡れています。
ムラサキツユクサ(紫露草)」、花びらの濃い紫と花粉袋の濃い黄色が、目に鮮やかです。

変わり咲き、ピンクの「オダマキ苧環)」も可愛らしいです。

今日は、高校生24余名が「ひろば・賢治ガーデン」に見学に訪れます。
「賢治ゆかりのヤマナシ(山梨)」を記念植樹することにしました。
「軽トラ」に乗せて、「ひろば」に着きました。

見学のための資料は「賢治ガーデン」にようこそ
「賢治ガーデン」は、賢治作品に登場する植物や在来種など、植物に親しみ再認識できる植栽園です。
重点的に説明したのは、4種ほどです。
ギンドロ(銀泥) 佐久市立中央図書館玄関わきより
ルーツを辿ると黒沢尻南高等学校で、そのルーツを更に辿ると宮澤賢治本人に行き着きます。て
昭和6年亡くなる2年前、賢治本人が苗木を用意し、学校に届けたものです。
「賢治ガーデン」に植えられて育っている「ギンドロ」は、賢治が用意して学校にと届けた木、それと同一の木いうことになります。
ヤマナシ(山梨) 花巻市石鳥谷宮澤賢治やまなし園」から頂いた、由緒正しい木です。小学国語6年の教材「やまなし」です。
稲「陸羽132号」賢治が奨励した冷害に強い品種。人工交配により作出された第1号の稲 愛称:「賢治米」 高等学校国語教材 「あすこの田はねー」「稲作挿話」
オキナグサ(翁草) 方言:うずのしゅげ 「おきなぐさ」
レンゲソウ(蓮華草) 方言:はなこ 「グスコーブドリの伝記
◯コブシ(辛夷) 方言:ひきざくら 「なめとこ山の熊」
石鳥谷賢治の会」から頂いた、ヤマナシ(山梨)の苗木を記念植樹をし

鉢植えを軒先に置いて養生していたので、直射日光を避ける対策もしました。

うまく、活着してくれますように…、毎日、様子を観て世話をします。
赤そば・赤い花のソバ(蕎麦)も各人20粒ずつ、筋蒔きの体験をしてもらいました。
これは、次回に訪れていただくための動機付けです。
午後は田んぼへ、水やりと様子を観に…。

また、「ひろば・賢治ガーデン」に取って返すと、夕陽が北側から差し込んでいました。
葉が萎れないように、持参したスプレーで霧吹き、若枝・茎も紐でまとめました。

帰宅すると、卯月三日月」が西空低く見えました。(19:36)

アメダス、最低気温は13.0度(5:00)、最高気温は26.4度(11:40)でした。