雪中に、「ホオジロ(頬白)」の群れが…。

食の最大・ブラッド・ムーン。

どんより曇り空、また南岸低気圧」による雪降りの予報が…。
アメダス、最低気温は氷点下5.0度(2:58)、日照が無い予報です。
それにしても、昨夜の天体ショー・皆既月食は素晴らしいものでした。
一日ずれたら?アウトでしたから…。
午前中は、市民交流ひろば運営委員会・「さくのわ花物語に出席、3月と5月のイベントの実施計画を詰めました。
それぞれのイベントで、ひろばの植栽を案内できればいいなと、考えていますが…。
この冬は例年より寒さが厳しく、「マンサク(満作・万作)」の冬芽もまだ固いので心配です。
会議が終わった頃には、早くも小雪がチラチラ…、予報は夜になってからなのに…。
帰宅して昼食後、窓の外にちょっと見慣れない野鳥の群れが…。
餌場に置いた稲穂を啄みに来たようで、姿からホオジロ(頬白)」と思われます。
先日の「カシラダカ(頭高)」とよく似ています。


ツグミ(鶫)」も、よく訪れますが、この寒さで餌取りが大変なことでしょう。
寒いので炬燵にもぐって、図書館で借りた絵本などをパラパラ…。

落合恵子の絵本の時間」で紹介された本で、プロローグにアルように、ルイーザ・メイ・オールコットは、アメリカの南北戦争の時代を生きた四人の姉妹の物語『若草物語』を書いた人として、もっとも愛されてきた作家です。けれども、ルーイとよばれていた子どものころ、オールコットは文章を書くことが好きではありませんでした。父の気にいるような文章を、上手に書くことができなかったのです。(以下略)
あとがきに、〜ソローを讃えて、ルイーザは「ソローさんのフルート」という詩を書き、「森の天才が逝った」と悲しみました。そのとき、「かれの名をスミレの花で埋めつくして」、ルイーザの悲しみをやわらげてくれたのは自然の女神でした。自然の女神はこう言ってはげましてくれた、とルイーザは記しています。「かれを探す必要はありません。ーかれはあなたがたと共にいます。」
絵本ですが、大人が読んでも考えさせられる内容です。
若草物語』も読んでみたいし、小5の孫娘にも勧めたい絵本です。
タゴール作・山室静訳:『カブールからきたくだもの売り』も興味深い本です。
収録されている「子どもの詩 チャンパの花…」は、山室静訳『タゴール詩集』にもあり、私のお気に入りです。
ただちょっと戯れにぼくがチャンパの花になったとして、あの樹の高い梢に咲いて風の中に高笑いしてゆすれ、新しく開いた葉っぱの上で踊ったとしたら、母ちゃんにはぼくがわかって?母ちゃん。
母ちゃんは呼ぶでしょう「坊や、お前はどこにいるの?」それでもぼくはひとりで笑ってじっと黙ってる。
ぼくはこっそりぼくの花弁をひらいて、母ちゃんがお仕事なさるのを見つめてる。
浴みのあとで母ちゃんは濡れたお髪を肩にひろげて、チャンパの樹蔭をお祈りなさる小庭の方に歩きます。母ちゃんは花の匂いに気づくでしょう。でもそれがぼくから出る匂いだとは知りません。
お昼御飯のあとで母ちゃんはラマヤナを読みながらお窓のそばに坐ります。この樹の影が母ちゃんのお髪や膝の上に落ちて、母ちゃんの読んでいる御本のページの上にぼくの小ちゃな影を投げかける
でも母ちゃんはそれがあなたの可愛いい子の小さな影だと気がつくかしら?
夕方になって母ちゃんが灯したランプを手に牛小舎に行く時に、ぼくは急に大地の上に落ちて来てもう一度母ちゃんの子供になろう、そうして母ちゃんにお話をねだろう。
「どこへ行ってたの、いたずらッ子よ1」
「教えないよ、母ちゃん」
その時母ちゃんとぼくはこんなことを言いあうでしょう。

ところで、「チャンパの花」とはどんな花?ずっと前から疑問に思っていました。
この頃、ネットサーフィンで偶然にも、あの有名なプルメリアであることを知り、更にお近づきになりました。
10年ほど前のこと、シンガポールからマレーシア・ジョホールバルに向かう橋のたもとで、実物を目にしたからです。
お近づきのもう一つ、馴染みのカメラ屋さんが、「プルメリア」を家で栽培しているという情報です。
春になったら、挿し穂をいただいて、自分でも育ててみよう…。
「チャンパの花」に出会うことが、現実味を帯びて、楽しみです。

降り始めた雪は、降り続いています。
夕方までに積雪4〜5センチ、佐久地方に「大雪・着雪注意報」…。

明朝までに、25センチの積雪の予報、明日の朝は雪掻きを覚悟しておきましょう。
アメダス、最高気温は氷点下0.6度(11:24)、底冷えのする「真冬日でした。