紅葉の「鼻顔(はなづら)稲荷神社、七五三で賑わう。

紅葉の名所・鼻顔(はなづら)稲荷神社

空はスッキリと晴れ「て放射冷却、かなりの冷え込みのようです。
佐久穂町のお宿の「海瀬館」、二階からは、千曲川の清流と遥かに浅間山が…。
素晴らしい眺めに、カメラを向けました。

再会を約して、9時にお宿に別れ、取り入れの済んだ佐久盆地をひたすら帰途に…。
周囲の里山錦繍に彩られ、同時に残り少ない秋…、を感じます。
岩村田の紅葉の名所・「鼻顔(はなづら)」稲荷神社に立ち寄りました。
七五三詣りの家族連れがちらほら…、紅葉の落ち葉を手に…坂道を登って行きます。
「男道(おとこみち)」と呼ばれる急な坂道、わき立つ「ケヤキ(欅)」、「カエデ」の木、紅葉・褐葉のコントラストが美しい…。
台上の紅葉の木々、眼下にゆったりと流れる「湯川」、田んぼが広がっています。

有名な懸崖造りの社殿、清掃係・お手伝いの方が開けた窓から、上の城・「岩村田城址」の丘が見渡せました。

中央に新築中の岩村田小学校、右側に続いて「招魂社」の森…。
左側、崖には天然記念物・岩村田ヒカリゴケ」の洞窟があります。
(この写真では、見えませんが…)
「女坂」を下って神楽殿わきに、紅葉・黄葉・緑…、日差しが透けて見えます。

入り口に戻って、岩村田の紅葉の名所・「鼻顔稲荷神社」を再認識し誇りに思いました。
日中は風も無く、朝の冷え込みとの気温差があり凌ぎやすい一日でした。
旧暦、十月四日、春を思わせる、「小春日和(こはるびよりに相応しいお天気でした。
夕方には、「四日のお月さま」が光りました。
賢治作品「オツベルと象」、一部を引用します。
〜晩方象は小屋に居て、八把の藁をたべながら、西の四日の月を見て、
「ああ、せいせいした。サンタマリア。」と斯うひとりごとしたさうだ。
アメダス、最低気温は氷点下0.1度(6:28)、最高気温は16.5度(14:38)、でした。