「佐久の季節便り」、「ガドルフの百合」、タイミングよく読みました。

雲があるものに、今朝も晴れました。

アメダス、最低気温は21,3度(5:10)、日中は気温が上がる予報です。

UEVC(上の城環境ヴォランティアクラブ)の活動日、熱中症予防のために、8時から1時間に限っての作業です。

前回に続いて、ヤブカンゾウ(藪萱草)」株回りの除草です。

岩村田城址」に残る植物として、今月のFm放送で話す予定です。

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株の近くの青紫色の花、そう、ギボウシ(擬宝珠)」です。

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ご存知、こちらも若い葉柄「山菜」として食用にされます。

佐久地域では、昔から「こうれんば」、東北地方では「うるい」と呼ばれています。

それぞれ、どんな漢字が宛てられるのかは、興味深いところです。

食用といえば、オニユリ(鬼百合)の百合根・球根も、大切にされたことでしょう。

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招魂社・社務所下の空き地を、岩村田城・菜園」と名付け、整備していきます。

 

「賢治を読む会」、8月例会、季節の植物標本として、「ユリ(百合)」、「キキョウ(桔梗)」、「オミナエシ(女郎花)」を持参しました。

「百合」は格別にも、「オリエンタル・ハイブリッド」の人気種・「カサブランカが昨日から咲き始めました。

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タイミングの良さとは、読み合わせのテキストが、「ガドルフの百合」…。

しかも、猛烈な雷雨によって「百合が倒れる…」という内容が、昨日の雷雨にピッタリなのです。

宮沢賢治の全童話を読む』から、「あらすじ」を引用します。

 旅人のおガドルフは、ある夕方激しい雷雨にあう。雨宿りに入った洋館には誰もいない。室内を探るガドルフは、窓の外に雷雨に打たれ稲妻に光る数本の白百合を発見し、自分の恋を投影する。二人の男の争う夢から覚め、勝ち誇った百合を見て、ガドルフは星明かりのなか次の町を目指し旅立つ。

今日も早めの夕立がありました。

激しい雷鳴と、稲光…、雨量は3.5ミリ(16時)でした。

 

旧暦、七月七日、正真正銘の「七夕(たなばた)」です。

しっかし残念、「雨が上がっても雲が残って、「七日の月」も「夏の大三角」も見えません。

お供え用の「索餅(さくべい)」は、今の「ソーメン(素麺)の原型です。

お供え用の中華菓子・「マファール・よりより」を、ネットで注文しました。

我が家の「ソーメン」は、今夜はお預けです。

アメダス、最高気温は35,6度(13:40)でした。