「佐久の季節便り」、氷点下5.5度、強霜・厚氷、「カンナ」球根を貯蔵し…。

12月1日、佐久らしい厳しい冷え込み、まさに冬の到来です。

寝床で、「クワッ、クワッ…」冬鳥の「鶫(つぐみ)」が訪れたのかも知れません。

玄関わきの「青木(あおき)」の葉は、テカテカに凍えています。

アメダス、最低気温は氷点下5.5度(6:24)、厳しい冷え込みです。

東北地方なら、「凍(しば)れる」、佐久なら「凍(し)みたー」

白銀の「浅間」も、裾に帯状の雲を引いて、i厳寒の佇まいです。(7:27)

読売新聞 一面 見出しは AI対策包括合意へ G7声明案 偽情報OP念頭 今月上旬にも首脳会合

排出削減強化を議論 温室ガス COP28開幕

ガザ戦闘休止1日延長 イスラエルハマス合意

キッシンジャー氏死去 元米国務長官 米中国交に道筋 100歳

総合欄 米ソ中「力の均衡」実現 現実路線外交の達人

政治欄 「平和へ大きな功績 キッシンジャー氏 政界から悼む声

国際欄 生涯通じ世界に影響力 「対中関与」からAIまで 習氏が弔電「歴史的貢献」

編集手帳 引用します。

フォード政権当時、キッシンジャー国務長官は冗談めかして記者団に語った。「来週、危機は何も起こらないからね。私のスケジュールはもうぎっしりだ」◆ソ連とせめぎ合った冷戦当時である。米国の外交を表から裏まで切り回した人の自負がうかがえる。力の均衡に立脚した緊張緩和を推進し、ノーベル平和賞を受賞したキッシンジャー氏の死去が伝わった。100歳だった◆著書「外交」に次の記述がある。<彼は自身の余命をもとにした時間表に従って騒乱を求め、破滅の道を突き進んだ>。「彼」とはヒトラーである。◆氏が示してみせた独裁者像は、21世紀の今日にもある。憲法まで改正し、寿命が尽きるまで大統領であり続けようとするロシアのプーチン氏も、危険な「時間表」の持ち主だろう。自身の野望のため争乱をいとわない◆キッシンジャー氏は中国政治についても早くから見抜いていた。共産主義は表面的なもので本質は皇帝政治だと。中華思想の伝統と近代以降の屈辱感に動かされるだろう、と回想録に記した。危機は何も起こらないからねー冗談にも言えない時世に外交の知略の人が逝った。

 

10時頃になると、ようやく日差しの温もり…。

「ひろば・賢治ガーデン」で、懸案の「カンナ」の掘り上げ・冬越し貯蔵です。

鶴嘴⛏️(つるはし)も登場、土を深く掘り、掘り上げた株を据えて…。

籾殻をかけ、落ち葉をかけ、土をかけて山盛りに…。

除草シートをかけ、枯れた枝葉を被せて、出来上がり…。

耐寒性の弱い「カンナ」は、野菜室や部屋への取り込みが当たりまえです。

花壇での冬越し・貯蔵は、まさに「ダメモト」です。

果たしてどうか、春になってからのお楽しみです。

向こうの高架を北陸新幹線が通り過ぎて行きました。

日中ずっと風は弱く、日差しの温もりが感じられました。

午後の傘マーク☂️、予報が外れてラッキーでした。

裏道わき花壇の「カンナ」株の一部を掘り上げました。

部屋への取り込み・保存は、明日以降の仕事になります。

 

アメダス、最高気温は9.4度(14:55)、最大風速は、西の風3.8メートル(14:40)でした。