昨夜、「ゲッカビジン(月下美人）」が咲きました。
帰宅してテレビを見ていたら、台所から例の芳香が漂ってきました。
今夜は咲くだろうと予想したとおり、開花が始まりました。
画像は、８時少し前蕾つぼみがほころび始めた段階です。２時間後には、径が１２センチほどに全開しました。そして、日付が変わる頃にはしぼみ始め、今朝はすっかり下に垂れてしまいました。今年はまだ、鉢を外に出してなかったおかげで、開花の全段階をじっくり観察できたと言うわけです。
夜の開花ですから、受粉には蝙蝠がお手伝いするそうでます。独特な香りは、芳香というより強烈な臭いと言いたいほどです。花は食べられるようですが、ちょっと考えてしまいます。また、果実が食べられる種類もあります。以前に食べたことのある「ドラゴンフルーツ」のようなものだと思われます。
「女王花」とも呼ばれますが、「美人薄命」の言葉どおり、はかないものでした。
咲くための吐息香となる女王花 （稲畑汀子）
午後、フォーラム“浅間山を知る”（浅間縄文ミュージアム主催）に参加してきました。
天明三年の「浅間焼け」など、火山災害に関する興味深いものでした。地域に住む者がもっと関心を持つべきです。活火山を、自然学習、観光や鉱物資源などプラス面を生かしていく努力も大切です。示唆に富むフォーラムでした。
帰宅してから田んぼに出かけ、トマト、ナス、ピーマンなどを消毒しました。
今日は、旧暦皐月の晦日です。
