「送り盆」。真夏日、美しい夕焼けでした。

yatsugatake2007-08-16

朝のうち雲が多く、今日はいくらか下がるかな…?一縷の望みも何のその…。
10時を回った頃には、夏の日がじりじりと照りつけ、気温が上がりました。
8月のFm放送日、秋の七草の一つ、「オミナエシ(女郎花)」について、下記の内容でお話しました。
(1)秋の七草の一つ、「オミナエシ
(2)「アワメシ(粟飯)」に似た、黄色の蕾
(3) 小さいが整然とした、花のつくり
(4)『本草和名』に「敗醤(はいしょう)」
(5)現在の「オミナエシ」は、栽培種

万葉集』に十四首詠まれ、古くから日本人好みの花であることが分かります。当時は、万葉仮名のほか、「姫部志」などと、書かれました。お馴染みの「女郎花」は、日本製の字で、『古今和歌集で、定着。二十首が詠まれています。
女郎花みるに心はなぐさまでいとゞ昔の秋ぞ悲しき (藤原実頼
午後、稲の花が閉じてしまわないうちに、雌しべの柱頭の撮影を試みました。
2個の柱頭、特に向かって左側の柱頭に花粉が着いているのが見て取れます。
稲の花の自家受粉の仕組みが、よく分かります。
縞模様の夕焼け雲が、見事でした。


夕焼け雲の間に、「文月四日のお月様」が見えました。
(18:48)
明日あたりから、お天気が変わるそうです。(天気予報)
お盆が過ぎたので、朝夕ぐらいは、例年のように涼しくなって欲しいです。