「高峰山」探鳥会に、参加しました。

久しぶりに、夏山を体験したくなり、「高峰山」探鳥会に参加しました。
家から45分ほど車を走らせれば、車坂峠に着きます。
「高峰山」は浅間連峰の一つで、標高2091.6メートルの山です。
画像、高峰高原ホテルの駐車場から、「富士山」が遠望できました。(画面中央)
富士山の左側には、「金峰山(きんぷさん)」が横たわって見えます。川上村と山梨県の境をなす山ですから、もちろん手前の山です。
眼下には、佐久平が広がっています。

夏のこの時期には、野鳥が育雛中なので葉の茂った林の中に隠れており、なかなか出会えないのだそうです。それでも「ウグイス」や「ルリビタキが、さかんに鳴いていました。
下山中に、「ルリビタキ」の姿に出会うことができました。
近くで囀っているので、しばらく姿を探して、双眼鏡で目を凝らしていました。でも、小生に見つかるはずがありません。やはり野鳥の会の方が、探し当てました。居場所を指図してもらい、やっとのことで姿を捉えることができました。ざっと5〜6メートル先の枝に止まって囀っています。瑠璃色の尾や、黄色っぽい腹などが見えます。向きを変えたり、翼の裏側を掻いたり…。こうなると、特別席まさにロイヤルボックスで、数分間もバッチリ堪能しました。
図鑑によると、囀りの聞きなしは、口笛のような音質、早口で「ヒリョヒリョヒュルル」と、語尾が消え入るように下がる。と、あります。個体差でしょうか、この鳥は、最後に「チッ」とアクセントをつけていました。
「ハクサンオミナエシ(白山女郎花)」の花と、「マツムシソウ」の花に止まった「ベニヒカゲ」です。
 
下の画像は、「アキノキリンソウ」の花に群がっている高山蝶の「ベニヒカゲ」です。

登山路やお花畑には夏の花が咲き、高山蝶も乱舞して楽しませてくれました。
「浅間2000」スキー場のゲレンデには、「ヤナギラン」や「アキノキリンソウなどが見ごろを迎えていました。そのお花畑の向こうに、群馬県万座、長野県の志賀高原の山々、「横手山」や「笠岳」が遠く望めました。
集合場所の駐車場に戻ったのは、14:30。
「高峰山探鳥会」、「鳥合わせ」をすると、18種が数えられました。

今日は、旧暦七月七日。
つまり、「旧七夕」です。残念ですが、曇り空になってしまいました。
代わりに、「ツキミソウ(月見草)」の花を眺めることにします。