朝からの「雷注意報」は、音だけで終わりました。

昨日の山歩きの疲れが、脚(大腿部)に、いくらか残っています。今日は朝から「雷注意報」が出て、山には雲がかかっています。そこで午前中は、外仕事を止めて雨降りを待ちました。
昨日の写真画像を見直しました。さすがに、亜高山の花々は色鮮やかに、下界では観られないものが多くありました。
画像は、高峰山の山頂付近のガラ場で観た、「ヒメシャジン(姫沙参)」の花です。


ネット検索すると、「ヒメシャジンの変種」としての、「ミヤマシャジン(深山沙参)」が目に止まりました。もしかすると、これがそうかも知れない…?
区別の仕方は、「花柱が花冠より長く突き出る…、萼片が…」と、解説があります。
画像を見る限り、花柱は長く突き出ているようです。萼片については、見逃し撮り逃してしまい分かりません。
いろいろな植物図鑑を集めて、調べてみました。しかし、図鑑ごとに解説がまちまちで、統一がありません。これでは、特定するわけにいきません。
『長野県植物誌』に、納得できる記述がありました。一部を引用します。
〜萼裂片が全縁のものは、「ミヤマシャジン」と呼ばれてきたが、分類群としては区別する必要がない。この種は非常に多型で、マリシャジン、オオバナノヒメシャジン、ホソバノミヤマシャジン、などの種内分類群が報告されているが、特徴とする形質はいずれも同一集団内で連続的に変異する場合が多く、これらを分類群として区別しない見解をとる。(以下略)
というわけで、高峰山頂の「ヒメシャジン」も、無理をせず「ヒメシャジン」の仲間と、しておきます。

午後4時を回っても雨が降りそうもないので、野良に出かけました。
東の青空にはすでに、白いお月様が出ています。
旧暦、「七月八日のお月様」です。
(16:25)

日の入り前の太陽が赤く輝いて、夕焼け雲に美しく映えました。
(18:12)
家に戻ると薄暗くなり、お月様も黄色く輝いています。
辺りの草むらから、「カンタン(邯鄲)」が、「ルルルルルルルル…」と、単調な音をひびかせています。