秋の味覚「サンプルーン」、今が旬です。

スモモの一種、「サンプルーン」は、佐久市で生まれた果物です。
毎年9月下旬なると、実が熟して独特な紫色になってきます。
画像は、収穫適期を迎えた「サンプルーン」です。果実の表面を被っている白い粉は、完熟している証拠です。果粉(ブルーム)と言い、乾燥や病気を防ぐために分泌されたものです。消毒薬の付着と思われる向きもありますが、そのまま食べても問題ありません。

「プルーン」は、乾燥食品用のスモモ(プラム)の呼び名だそうです。貧血防止や便秘解消に役立つ。ミネラル、ビタミン類に富むミラクルフルーツ。と、辞書に説明があります。
この「サンプルーン」は、スモモの仲間と言っても、酸味と甘さとのバランスが素晴らしいです。美味しくて栄養満点…、大好きな果物です。佐久市で生まれた品種であることも、誇りに思います。JA佐久浅間みなみ北部営農センターの解説文を一部引用します。
佐久市臼田が、発祥の地。明治時代の初め、外国から、リンゴなどいろいろな果物の苗木が輸入されました。しかし、紫いろの西洋スモモは、栽培はされないままに年月がながらました。そして、臼田にたった1本だけ残っていた木に、40年ほど前に接木をして栽培を試みた人がいました。実った果実は味がよく、その後の試行錯誤によって、昭和45年ごろ商品として出荷が始まりました。
「サンプルーン」は、こうして生まれました。
佐久地方は、雨が少なく寒暖の差が大きく、プルーンの栽培には適しています。
代表的品種のサンプルーンをはじめ、15種類が栽培されています。全国の7割が長野県内で生産され、その中心がこの地域です。
ゲッカビジン月下美人)」が咲きました。今年2度目です。
昨夜は気づかないうちに、3個咲いてしまいました。今日は、夕方、蕾が膨らんだ状態(17:15)から気をつけて観ていました。
夜になっって、開花しました。特有の香りを発散させていました。(20:45)
 

今日は一日中曇り勝ちで、お月様なかなか顔を見せてくれません。
画像は、「葉月・仲秋十四日」のお月様です。
やっと雲間に顔を見せてくれました。
(18:52)
明日の、「中秋の名月・仲秋十五夜は、お天気がいいようです。
乞う、ご期待です。