「茗荷竹」、旬の味を楽しみました。

yatsugatake2008-05-22

朝から、カッコウが気持ちよく鳴いています。
日差しが強く、気温が上がりそうです。
そして、とうとう「夏の花」の登場です。
画像、「アヤメの仲間」の植物は、庭に数年前から根付いています。
草原で見かける「アヤメ(菖蒲)」とは、似てはいるが、素人目にも別の植物のようです。背丈が大きく、花の紫色もずっと濃いのです。
数年前から図鑑で調べたら、ぴったりのアヤメの仲間がありました。どうやら「カマヤマショウブ(釜山菖蒲)」のようです。
庭先に、今、季節限定の食材があります。それはミョウガ(茗荷)の茎です。
折らずに、白い部分を掘り取るのに苦労しました。

春の季語で、「ミョウガタケ(茗荷竹)」というそうです。
晩春、芽生えてくる茗荷の若芽のこと。香りが高く、吸い物や刺身のつまなどに用いられる。
例句、「一面に出かゝってゐて茗荷竹」高橋春灯

先日見た時は、地上に芽を出したばかり、それが今日は、20?にも伸びていました。
なるほど、竹の子(筍)が伸びる勢いです。
実はこれが、素晴らしい珍味なんです。
若い頃、下宿の賄いのおばさんが、朝飯に出してくれました。チリメンジャコとまぶしてありました。ピリッとした食味が新鮮でした。
今では、我が家でも、この時期限定の「定番」食材になっています。
旬の期間は、わずか3〜4日間です。伸びすぎたら、固くてとても食べられませんから…。
今日は、わざわざスーパーに出かけ、「しらす干し」を買ってきて、旬の味を楽しみました。