「秋雨前線の雨」、まとまった量になりました。

雨に洗われた、植物たち。(20.9.

昨夜来の雨は、佐久地方には珍しい激しいものでした。
アメダスデータでは、昨日の雨量は11ミリ…。未明2時の時間雨量12ミリは、記録的な大雨でした。
雨は午前中に上がりましたが、今日の雨量トータルは28ミリに達しました。
昨日今日二日間の秋雨前線による雨は、40ミリに達しました。
大雨にはいつものように、裏道には水溜りが…。
画像、花芽をつけた「シャクナゲ」、赤い実のスズランも、すっかり雨に洗われています。

「スズランの赤い実」といえば、宮沢賢治の童話「貝の火があります。主人公、兎のホモイが、「スズランの赤い実」を採集するのです。
〜次の日ホモイは、お母さんに云ひつけられて笊を持って野原に出て、鈴蘭の実を集めながらひとりごとを云ひました。
「ふん、大将が鈴蘭の実を集めるなんてをかしいや。誰かに見つけられたらきっと笑はれるばかりだ。狐が来るといゝがなあ。」〜

秋の野原では、鈴蘭の赤い実はよく目立ちます。動物が登場する童話には、格好の材料と思われます。しかも兎であれば、その赤い目とつながりがあるようにも思えます。

佐久市子ども未来館」のプラネタリウムで、宮沢賢治関係の上映が、とうとう明日23日までで終わり…。
今日は雨降りのお天気だし…、出かけました。
内容は、画像の案内資料に書かれているとおりです。
〜夏・宮沢賢治の世界〜では、「銀河鉄道の夜」に登場する星座や星が紹介されました。
「南十字」座は、一番小さな星座とか…。アルビレオやリング星雲などが、ドームのスクリーンに投影されて、迫力がありました。
テーマ番組、「双子の星」は、メルヘンチックな楽しいものでした。
〜そしてポウセ童子は、白い貝殻の沓をはき、二人は連れだって空の銀の芝原を仲よく歌ひながら行きました。
「お日さまの、
お通りみちを はき浄め、
ひかりをちらせ あまの白雲。
お日さまの、
お通りみちの 石かけを
深くうづめよ、あまの青雲。

午後になって雨が上がり、日が差してきました。
思い立って、休耕田に行くと水浸しでした。除草シートわきの草株を抜き取りました。
水分のために、意外と抜きやすくて幸いでした。
そこへ、試しにレンゲソウ(蓮華草)」の種を播いてみました。
うまく育ったら、春には、レンゲの花が楽しめるはずです。