『秋の飯綱高原」に出かけます。

大久保の茶屋前で拾った「ヤマナシ(山

飯綱高原、戸隠(とがくし)方面には、学生時代からよく出かけていたところです。
近年は、ご無沙汰気味でした。「浅川ループライン」は二度目…、飯綱高原入り口の「大座法師池」付近も様変わりしています。整備された「バードライン」を戸隠に向けてひた走り…、途中の「大久保の茶屋」でお昼の「天ざる」をいただきました。
画像は、「ヤマナシ(山梨)」の実。店の前に古木が数本立ち、根元に転がっていました。そのルーツを店員に尋ねましたが、「昔からありましたよ…」が返答でした。
学生時代には、10回以上「一の鳥居」から山道を歩き、この場所にたどり着いて、一休みしたものです。当時は、「ヤマナシ」には気づきませんでした。小生の想像では、戸隠詣での人々のための「道しるべ」、「緑陰樹」だったのではないでしょうか…?
懐かしい「中社」を車窓で見るだけ、目的地の「戸隠大峰自然休養林」を散策しました。
戸隠森林植物園からは、眼前に「戸隠表山」が迫りました。学生時代に10回ほど登山した表山です。「蟻の塔渡り」などの難所を懐かしく思い出しました。


植物園の一画に、「歌碑」がありました。
「秋ふけて 緑すくなき森の中 ゆもとまゆみは あかくみのれり」
西沢権一郎 読(?)書
 と読み取れました。以前の長野県知事が、この地を訪れて詠んだ歌のようです。

 
ゆもとまゆみ」は、林のあちこちに赤い実を着け、目立っていました。
因みに「ゆもと」は、箱根湯本(ゆもと)のこと、湯本辺りで発見された種のようです。美しい色です。
近くの水際に生え、青空が水面に映り、澄み切った空気を感じました。

越水が原から奥社方面に散策しました。

奥社参道入り口、駐車場は満杯、観光客でごった返していました。どうやら「パワースポット」人気のようです。
参道を少し歩き、途中「杉の大木」に触れてパワーをいただきました。
そして、早めにホテルに入り、いつものようにお酒を酌み交わしました。この一年の間に大病を患った体験談など、身につまされました。