「アメシロ」1化期が、発生中です。

我が家で初咲きの「ホタルブクロ(蛍袋

5時、珍しく早く目覚めました。ラジオを点けると、「誕生日の花ときょうの一句」を放送中でした。
ホタルブクロ(蛍袋)」です。23日、このブログにも投稿しました。雨降花とも呼ばれるとおり、梅雨時にふさわしい花と言えます。
画像、我が家で初咲きのホタルブクロです。(23.6.23)説明では、「ヤマ(山)ホタルブクロ」という別の種があること、言葉による説明は難しいので、植物図鑑にあたって調べるように告げていました。
両種の区別法は、5裂した萼の裂片に注目し、裂片間の付属物の有無を観ることです。「ホタルブクロ」は、付属物が反転して反り返ります。「ヤマホタルブクロ」の場合は、裂片間に付属物が無く、のっぺりしたままです。両種をアップで撮りましたので、見較べてください。
上が「ホタルブクロ」で、下が「ヤマホタルブクロ」です。


どうですか、分かりましたか?植物分類は、面白いものです。
手元の「ステラMOOK」を広げてみました。
逢ひたくて蛍袋に灯をともす。(岩淵喜代子)
ちょうちんのような形の花に蛍を閉じ込め、「灯」をともすと、それをめざして愛しい人が逢いにきてくれるにちがいないという切ない幻想。
花言葉は、正義。

倉嶋厚:『花の季節ノート』から引用します。
ホタルブクロの名は「火垂る袋」、つまり提灯に由来した名前で、昆虫のホタルも同様です。
子供たちがホタルを入れて遊んだのが語源ともいわれていますが、そのような思い出を持つ人はいないようで、花にホタルを入れる風流は上手に作られた語源説だといわれています。
しかし先年、戸隠高原で暗闇の中でホタルを入れてみたら、釣り鐘形の花びら全体が淡紫色に妖しく光り、思わず見とれてしまいました。
居間に降りてきて、庭先の「ウメモドキ」の木に、ぼーっと綿状の塊が見えました。

これは、「アメシロ」かな?しばらく前、アンズの木にアメシロが発生したのを見たばかりでしたから…。
近づいてみると、やっぱりアメシロでした。

いよいよ、アメシロの季節か…、この1化期の発生時にしっかり駆除しておくことが、次回の2化期に大量発生させないために重要です。
気をつけて見回ると、またアンズの木で見つけました。
今日は、一日中の梅雨空…。気温は上がらず、時々小雨が降りました。
野良回りし、「陸羽132号」の苗を植え付けました。
なんとか、旧暦、五月のうちに植えることができました。